2011/12/09

2011年度HCD研究発表会

昨日はHCD研究発表会で口頭発表させていただきました。
これで卒業に一歩近づいた・・・。

会場は後楽園駅の近くにあるビルの26階で、なんとなくいつもの感じ(2、30人くらいの部屋)かと思っていたら、東京ドームを見下ろす窓のある大きなホールでした。
着いたときはまばらだったのに、始まるときにはほぼ満席状態で、80人くらい(いやもっと多かったかも)いました。ビックリ…。



発表は予備審査のときの2倍の時間があり、予備審査で省いていた内容も含めながら話していたんですが、全然うまくまとめられていないことが、話しながら自分でもわかってしまいました。やってきたことを話すだけなのに、どうしてこうもうまい言葉が出てこないんだろう・・・。

○発表後の質疑応答での質問
・検証実験の目的と結果がない
・55歳から69歳までにした理由は?
・高齢者特性が調査協力者全員に適応できるわけではない。その対処は?
・特性を満たしている人と満たしていない人、その区別は?
・今後、その特性のことを踏まえて検証をするのか?

発表後に質問していただいたのは常磐大学の伊藤先生でした。名刺を頂いて、どこかで名前みたことがあるような・・・と思ったら『ユーザー工学入門』の著者の方でした。口頭発表が全部終わった後、伊藤先生に挨拶しに行ったとき「興味があって聞いていたのだけど、どうしても検証実験の目的が理解できなくて。とても面白い内容だから、ちゃんと話の流れがまとまっていればわかりやすい」「話を聞いている限り、焦点が散漫しているような気がする」と意見をいただきました。

おかげでモヤモヤしてたものが取れて少しスッキリしました。

あと、帰り際に先日の人間中心設計フォーラムで初めてお話しした和井田さんともお話できてよかったです。オープンラボの発表のときも質問されたんですが、やはり会社の中でHCD関連の活動をされている方からするとどうやってリクルーティングしているのかが気になるようです。「人脈を頼りに・・・」と答えて「大変だったでしょー!」と言う方と「うーん人数的にそれでいいの?足りないような・・・」と言う方と2通りに分かれるパターンが多いです。後者で攻められると・・・何も言えません。今はあくまで手法の提案が主で、本格的に手法を使って気づきを得るにはもっと人数が必要なので、それは今後(卒業後)やっていければと思います。

次は1月の京都での発表なのかな。。
京都に行くなら重森三玲の自宅庭園に行きたいなぁ。

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